# AI業務棚卸しの記入ガイドと候補業務のひな型

AMANEZUKUが作成した、生成AIで試す業務を選ぶための様式です。
自社の情報分類と利用ルールに合わせて編集し、社内で利用できます。
作成日と更新日は2026年10月6日。作成者は木村琉唯です。

## 棚卸し表の使い方

CSVの一行に、入力する情報と完成させるものが分かる作業を書きます。
「営業活動」では広すぎるため、「公開済みの商品説明から案内メールの下書きを作る」のように分けてください。

CSVの「架空例」は説明用で、顧客事例や実測値ではありません。
参照したら削除し、「自社入力」の行をコピーして追加してください。
月の回数は会社全体の処理件数、一回の時間は一件を終えるための合計作業時間です。
複数人で対応する場合は各人の作業時間を合計し、月の回数に担当人数を再度掛けないでください。
未確認の数字は空欄にし、「時間の根拠」や「メモ」に未確認と書きます。
数式、自動採点、プルダウンはありません。

顧客名、個人の評価、契約金額などの実データは記載せず、情報の種類を書いてください。
棚卸し表自体を外部のAIへ送る場合も、会社の入力ルールを確認します。

## 項目の記入方法

| CSVの項目 | 記入する内容 |
| --- | --- |
| 行の区分・業務ID | 架空例か自社入力かを区別し、業務IDを付ける。 |
| 部署・業務名 | 一つの作業を、社員が普段使う言葉で書く。 |
| 入力する情報・完成させるもの | 元の資料と必要な成果物を書く。 |
| 月の回数・一回の時間（分）・時間の根拠 | 回数と時間は数値で記入。実測、担当者の見積もり、未確認を区別する。 |
| 情報の種類 | 公開情報、社内限定情報、個人情報、営業秘密など。複数ある場合は併記する。 |
| 利用するAI環境・入力条件の確認 | 会社が認めたサービス、プラン、アカウントと入力範囲を書く。未確認ならそのまま記載する。 |
| 照合する資料・人の確認点・確認担当者 | 正誤を何と比べ、誰が何を確認するかを書く。 |
| 誤りの影響 | 顧客への約束、金額、人の評価、安全などに影響するかを書く。 |
| AIで試す部分 | 下書きや項目の抽出など、AIに頼む範囲を書く。 |
| 人が担当する部分・別の改善方法 | 人が判断・送信・承認する範囲と、書式統一や表計算などの候補を書く。 |
| 選定状態 | 試行候補 / 条件確認 / 別手段・後回し。下の基準で選ぶ。 |
| 次の対応・次の担当者・見直す日・メモ | 未確認事項を誰が確認するか、何を試すか、いつ見直すかを書く。 |

## 選定の基準

「試行候補」は、利用するAI環境、入力範囲、照合する資料、確認担当者が決まった業務です。
最初は公開情報や架空情報で、下書きや整理の範囲を試してください。
複数あれば、繰り返す回数が多く、入力を準備しやすい業務から一つ選びます。

「条件確認」は、入力の可否や確認担当者が未確認の業務です。
確認する人と次の対応を残し、条件が決まるまで実データの入力を保留します。

「別手段・後回し」は、正誤を確認できない、誤りの影響が大きい、既存の計算や自動化で対応できる業務です。
確認体制や別の改善方法を検討してください。
状態の判定はAMANEZUKUの提案で、公式の認定や安全性の保証ではありません。

## 一つの候補を詳しく整理する

次の空欄をコピーして記入します。

| 項目 | 自社の記入欄 |
| --- | --- |
| 業務ID・部署・作業名 |  |
| 担当者が困っていること |  |
| 現在の作業手順 |  |
| 入力する資料と情報の種類 |  |
| 完成させるもの |  |
| 利用するAI・プラン・アカウント |  |
| 入力してよい範囲と確認した人・日付 |  |
| AIで試す部分 |  |
| 人が担当する部分 |  |
| 完成の条件 |  |
| 照合する資料と具体的な確認点 |  |
| 最終確認する人 |  |
| 誤りの影響と、試行を止める条件 |  |
| 試す人・試す日・見直す日 |  |

## 試行した結果を残す

| 項目 | 自社の記入欄 |
| --- | --- |
| 利用日・利用者・業務ID |  |
| 通常の全作業時間（分）と測定方法 |  |
| AI使用時の入力準備（分） |  |
| 生成と操作（分） |  |
| 確認と修正（分） |  |
| 最終処理・送信など（分） |  |
| AI使用時の合計時間（分） |  |
| 必要な品質を満たしたか、確認した内容 |  |
| 手直しした点と追加で必要だった資料 |  |
| 続ける / 手順を直す / 見送る、判断の理由 |  |
| 次の対応と担当者 |  |

通常の全作業時間からAI使用時の合計時間を引くと、一回の時間差を記録できます。
時間が増えた場合は負の値を残してください。
品質を満たしたかも合わせて確認し、時間差だけで継続を決めないようにします。
続ける手順は業務カードにまとめ、別の社員が使えるかを確かめます。

## 参考資料と関連記事

入力情報と生成AIの誤回答については、[IPA「AI利用者のためのセキュリティ豆知識」](https://www.ipa.go.jp/digital/ai/security/ai_security_tips.html)を参照しました。
個人情報の扱いについては、[個人情報保護委員会の注意喚起](https://www.ppc.go.jp/files/pdf/230602_alert_generative_AI_service.pdf)を参照しました。
確認日は2026年10月6日です。
業務の分け方、選定状態、記入欄はAMANEZUKUが作成した提案です。

[中小企業のAI業務棚卸しの記事](https://amanezuku.jp/articles/ai-work-inventory/)

[業務カードのテンプレートと記入例](https://amanezuku.jp/articles/prompt-sharing/)
